上述のように「パンタナル」公演はジュネとデリダのテクストに、正確には、それを翻訳された鵜飼哲さんと梅木達郎さんのテクストに基づいている。

本書(MOLECULAR写真集『PANTANAL 2006』)に収録された2005年7月「ベケット東京サミット」や2006年7月ICANOF企画展にも出席なさった鵜飼さんには直接、上演許可をお願いできたが、ジュネやデリダのあとを追うようにして亡くなられた梅木さん御自身からは上演許可を頂く事が出来ない。梅木さん訳「火ここになき灰」の編集者だった竹中尚史さんに御連絡をとると、竹中さんは梅木達郎さんの御遺族から御快諾を戴く労をとって下さった。御遺族や多くの方々に対して、ここで改めて感謝の意を表したい。


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