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■ICANOF代表:米内安芸
■プロデューサー:三浦文恵
■キュレーター:豊島重之
■ICANOF事務局
青森県八戸市古常泉下14-18
14-18 Furujosenshita, Hachinohe-shi, Aomori, JAPAN
Zip/〒031-0022
Tel 090-2998-0224(高沢)
Fax 0178-45-9247
e-mail:icanof@hi-net.ne.jp

ICANOFメディアアートショウ

ICANOF Media Art Shows 2001-2010

ICANOF 第8企画展 『68-72*世界革命*展』 

ICANOF 8th Media Art Show 2008 "68-72*ASTERISKED "
by photographs and digital images


会期:2008年7月24日(木)~8月24日(日) 計32日間 (休館日なし・入場無料)
開館:11時~19時(最終日のみ14時より米内安芸ワークショップ後15時半閉館)
会場・共催:八戸市美術館(1F・2F・3F・回廊・エントランス・2F3Fロビー)/助成:八戸市「元気な八戸づくり」協働事業




1968-70 *TOHOKU Univ.Revolt.* Show
photo by TSUKIDATE Toshiei (ICANOF)

企画展趣旨

(1) この現在はどこから伏流したのか、いつを起点にして飛来したのか。玉音と被曝とガマ自決の1945年か、近代日本が胎動した1868=明治元年か、それとも古代史をはるか遡るべきなのか。いやむしろ満州事変勃発の1931年、ナチス初の強制収容所建造の1933年だとしたらどうか。日本的ナショナリズムはたちまちウルトラナショナリズムに鍛造され、あらゆるモダニズム芸術もまた世界戦争の推力となった。いまだに不可視の収容所と内戦が乱立するこの現在こそ、その所産であるに違いないとしたら。

(2) 私達は今から40年前の1968年=明治百年に着目する。カルチエ・ラタン蜂起が飛び火して、あっという間に世界中に同時多発した大学紛争・街頭擾乱(コザ・新宿・三里塚・安田砦・不知火海)・反芸術闘争(模型千円札裁判・アングラ演劇・東映ヤクザ映画・バカボン/ア太郎の漫画)。しかしそれも1972年、沖縄本土復帰・連合赤軍あさま山荘事件・中国文革の下放・ベトナムからの米軍敗退・ウォーターゲート事件・列島改造論によって失速したかにみえる。68~72年は敗北的急進主義の熱病として否定され忘却されたかにみえる。本当にそうだろうか。その否定と忘却の深部にこそ、現在を〈肯定的に〉捉え返す「転轍子=ターニングポイント」が見いだされはしないだろうか。

(3) 「*=アステリスク」は星印=註記であると共に「*=ワイルドカード」つまりトランプのジョーカーと同様、点数独り決めの「何でもあり」の符牒、従って「なし」も意味する。にもかかわらず、この現在が肯否ともに、あの1968~72年からもたらされたとすれば、それ自体ある種の〈世界革命*〉だったのではないか。68~72年に〈この現在〉の予兆が一挙に噴出していた、というより、たとえば食品偽装告発・薬害肝炎闘争・ワーキングプアによる巻き添え自殺の急増・・諸々の戦争状況が、いわば世界革命が〈受動的に=潜勢的に/むしろ危機的に〉この現在に達成されているのではないか。

(4) 単にレトロスペクティヴにではなく、あくまで私達の現在/未来に旋回してくる〈写真的な様態〉のアクチュアリティ=反自律性/非同一性/外部性の次元を探るスリリングな試み。

ICANOF八戸芸術大学《全国フォーラム2008》開催

08年7月25(金)~27(日)の三日間 (各日資料実費1000円)

詩人稲川方人トーク・美術家平倉圭トーク・写真家大島洋トーク・文芸批評家絓(すが)秀実トーク・演劇批評家鴻英良トーク他、批評家倉石信乃が映像作品に初挑戦した『Tsukai*45-72』・映像作家金子遊『Baghdad*1999』・佐藤英和新作『CAN OF ICANOF:blanc(ブラン)version』上映の他、26日10時半に市美を大型バスで出発する「KWANKOバス・クルーズ・ツアー」など盛り沢山の企画が組まれています。大勢の市民の方々の御来場をお待ちしています

オープニング・プログラム/スケジュール

▼7月25日(金)

16:30~18:00
「北辺風景論」上映(無料)
18:00~18:30
稲川方人トーク『東西論/新宿篇』
18:40~19:40
平倉圭トーク『ゴダール映画の68-72年/脱-知覚的拷問』
19:40~21:20
全国フォーラム-1(講師・出品者・来場者全員)

▼7月26日(土)

10:30~15:30
KWANKOバスツアー『Radical Mystery Tour』
※どなたでも御参加できます。美術館発着、行き先はヒミツ。バスとクルーズを人数割りして、お一人2000円(昼食別)ほど。前日までにICANOF事務局にお声をかけて下さいませ。
16:00~16:30
大島洋スライドトーク『北の三閉伊(へい)一揆』
16:30~17:10
絓秀実トーク『岡本太郎の東北と沖縄とは何だったか』
17:10~19:20
全国フォーラム-2『日本再発見の真相/なぜ東北と沖縄だったのか』
19:30~22:00
オープニングパーティ(どなたでもご参加頂けます/要会費。会場:八戸グランドホテル)

▼7月27日(日)

12:30~14:00
映画『CAN OF ICANOF』『ONE MORE TIME』など上映
14:10~14:40
稲川方人トーク『物語的回収に抗して』
14:40~15:20
鴻英良トーク『収容所と芸術/カバコフとアガンベン』
15:30~17:30
全国フォーラム-3『68-72にとって*=ワイルドカードとは何か』

出品作家 (『ICANOF全国フォーラム2008』出席)

北島敬三 KITAJIMA Keizo
写真家・長野生・07年伊奈信男賞
比嘉豊光 HIGA Toyomitsu
写真家・沖縄生・07年「写真0年 沖縄」展企画
月舘敏栄 TSUKIDATE Toshiei
建築家・三戸生・八工大教授・69年仙台闘争写真
倉石信乃 KURAISHI Shino
批評家・長野生・明大准教授・初映像作品
平倉 圭 HIRAKURA Kei
美術家・横浜生・イメージ分析・東大特任研究員
金子 遊 KANEKO Yu
映像作家・埼玉浦和生・映画批評・08年新作公開

伊藤二子 ITO Tsugiko
造形家・八戸生・新作油彩「交戦する現在」
米内安芸 YONAI Aki
ICANOF代表・写真家・八戸生・在住・「TOKYO月面着陸」
平澤直治 HIRASAWA Naoji
写真家・福島いわき生・京都大阪個展・ICANOF初出品
荒井浩之 ARAI Hiroyuki
写真家・大阪堺生・パリ~上海展・ICANOF初出品
岩岡徳衛 IWAOKA Norie
ICANOF・八戸生・在住。写真作品「MMMM革命」
岩田雅一 IWATA Masakazu
ICANOF・大阪生・八戸在住・牧師・「六ヶ所尾駮沼」
柏瀬八峰 KASHIWASE Yatsumine
写真家・名古屋生・階上在住・「東大駒場廃寮」
櫛引素夫 KUSHIBIKI Moto'o
ICANOF・青森市生・在住・「写真は密航する」
佐々木遊 SASAKI Asobi
ICANOF・グラフィックデザイナー・八戸生・在住
半田晴子 HANDA Haruko
ICANOF・美術家・東京生・「交戦する現在」
佐藤英和 SATO Hidekazu
映像制作・京都生・「CAN OF ICANOF」撮影中  ほか(順不同)

トーク講師 (『ICANOF全国フォーラム2008』出席)

大島 洋 OSHIMA Hiroshi
写真家・盛岡生・九産大教授(福岡)・「三閉伊」展ほか
絓 秀実 SUGA Hidemi
文芸批評家・新潟生・近畿大教授・著書『1968年』ほか
稲川方人 INAGAWA Masato
詩人・福島生・07年高見順賞・08年古賀忠昭論稿
鴻 英良 OTORI Hidenaga
演劇批評家・静岡生・近著訳『カバコフ自伝』ほか多数
土屋誠一 TSUCHIYA Seiichi
美術批評家・相模原生・「disPLACEment」企画
大榎 淳  OENOKI Jun
メディアアーティスト・佐賀生・東京経済大准教授
笹岡啓子 SASAOKA Keiko
写真家・広島生・VOCA展2008奨励賞・08年個展
椎木静寧 SHIIGI Shizune
美術家・山口生・東京芸大写真センター・08年個展
前嵩西一馬 MAETAKENISHI Kazuma
文化人類学・沖縄研究・沖縄生・コロンビア大学
渡辺 眸 WATANABE Hitomi
写真家・東京生・写真集『東大全共闘1968-1969』(新潮社)  ほか(順不同)