東根山  (あずまね)

登山口206m  標高928m  標高差722m

紫波町に向かう正面より山容を望む 登山口より道はよく整備された中を歩きます 一の平は行程の中間点です
山を案内する方位板もあるピークは絶景を堪能できる ピークから岩手山を望む 角点のある山頂は樹木があり展望は期待できません

 私は東北自動車道を通行するたびに、雄大な岩手山に感動しながら過ぎると、間もなく、それほど高くない山々が「私の顔を 見てくれ」とばかりにつらなり登山意欲を掻き立てさせられました。

今回、5月のGWに連山の一山、東根山に登ることができたので紹介します。

登山口は、自動車道紫波インターを降り、右折して県道162号線を紫波町を目指して進みますと、田園を介して東根山を正面に望むことができ、山頂が台形で、動物が寝そべる姿に想像できます。

両脇には赤い灯籠に飾られた道路を進むと、正面に志和稲荷神社のあるT字路があり、右折して数分も進むと登山口のあるラ・フランス温泉館が左側にあります。

ラ・フランス温泉館には舗装された大駐車場がありますが、登山者の駐車場として高台に40台位駐車可能な場所ががあり、ここが登山口となり、入山者カードポストや紫波三山登山ルート、山頂まで5000mなどを示す案内板があります。

歩き始めると植林された杉林で、間もなく左からの林道との合流地点を直進し、緩斜面を進むと所々にカタクリやシロバナエンレイソウなどが咲く中を歩くと、山の斜面が急勾配となる地点には崩落地の後があり、すぐの右折地点に頂上まで3.7kの案内標識があります。

さらに歩を進めるとうっそうとした杉林となり、登山道はV字溝となり細々した道を抜けると、カタクリの花が咲き乱れ山の奥まで群生している中を壮快な気分で登ります。

やがて、平坦地に標識があり、一の平 頂上まで2500m と記され、行程の半分を登ったことを確認し小休息をとりました。

周辺は松と雑木林が多くなり、三叉路の標識には、左は水飲み場、右は近道と案内されてあり、私たちは右の近道選と赤土のやや急峻な登山道となり、小さな鞍部を過ぎると二の平で標識には頂上まで1800mと案内されてあります。

二の平はT字路で左は水飲み場からの道で、右の山頂に向かう方向は急峻であるが登山道は山腹にジグザクに造られており、それほどきつく感じなく歩くことができます。

登山道脇のカタクリが少なくなり、代わりにキクザキイチゲ多くなる中を登ると、一本杉 登山道最後の杉 を案内する標柱があり、杉の大木が直立しています。

約10分も歩くと小さな平地に、蛇石展望台と書かれたプレートを石に埋め込んだ場所があり、左に小道があり20mも進むと岩盤があり、岩に登ると紫波町の町並みが眼下に見下ろせ絶景感を味わうことができます。

蛇石展望台には頂上まで800mの案内標識もあり、先は短いながらも尾根道となり快適に進むと、道はジグザクとなりやがて樹林は矮小化して突然展望が開け左にダム湖を見下ろし、小高い芝生地となり一見山頂と思われる場所に着きます。

展望は360度のパノラマで、山並みを示す方位板もあり、連なる岩手山、八幡平の山々、秋田駒ヶ岳、和賀岳の山並み、反対には早池峰山などの展望を満喫できます。

この後、数分歩き三角点のある山頂に行きましたが、山頂は平坦地で木々が樹立して展望はなく、早々下山を開始し、二の平より直進して水飲み場を経由し下山しました。

東根山の5月上旬は登山口から山頂まで、カタクリやキクザキイチゲが咲き乱れ、下山後はラ・フランス温泉館で温泉浴をして、これからの高山の雪解けに向けて活力を蓄えるのに絶好の山行でした。