八甲田大岳(おお)と毛無岱(けなしたい)

標高1585m 登山口935m 標高差650m

登山口の酸ヶ湯温泉にある案内板 硫黄の臭いがする、荒涼とした地獄沢を登る 仙人岱山の木道は気分壮快です
山頂は広々として岩木山や陸奥湾も見わたせる大パノラマです 井戸岳との鞍部には山荘やベンチも設備され休息の適地です 紅葉の毛無岱より大岳を望む

 映画等でも有名になりました八甲田山ですが、八甲田山と言う山はありません。八甲田連峰を総称してよんでいます。
連峰の中でも、大岳は最高峰の山で、私達は、一般的な登山口で、千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉から登りました。
酸ヶ湯温泉には、大駐車場やトイレがあり、車道をはさんで向かい側に、登山口を示す案内版や鳥居があります。
登山道は、仙人岱までは一本道で、途中の要所には、山頂までの距離を示す標柱や案内板があり、山頂まで良く整備された道を登ります。
ブナ林を主体とした道からアオモリトドマツへと変わり、林を抜けると、硫黄の臭いがきつくなり、荒涼とした地獄沢が目にとまります。
かって、硫黄採掘場現場で、沢に架けられた橋を渡り、採掘跡のガレ場を登りきり、樹林帯を少々登ると、湿原があり、木道を歩く仙人岱です。
木道の途中には分岐点があり、右手に行くと避難小屋の仙人岱山荘があります。
分岐点を過ぎたところに、コンコンと湧き出る、仙人岱清水、と命名された水場があり、休息用のベンチが設備されてあります。
冷たい湧き水で、喉を潤しながらの展望は、目前に、これから登る大岳が迫り、右手には小岳や高田大岳の雄大な山容を望みながら休息できます。
アオモリトドマツの樹林帯を過ぎると森林限界となり、ガレ場となりますが、道は、崩落防止柵に沿って階段が整備され、小さな鏡沼を過ぎると大岳山頂です。
頂上は広く、八甲田連峰の全容や陸奥湾の展望を堪能することができ、南側には、大きな火口を望みます。
帰路は周回コースの、毛無岱湿原コースを選びました。
酸ヶ湯温泉からの登頂口と反対方向に下山すると、井戸岳との鞍部には大岳山荘やベンチ等も設備され、井戸岳コースからの登山者と合流して格好の休憩所となります。
山荘より、左手に下山、樹林帯を過ぎると田茂萢岳からの分岐点があり、そこから直進すると、毛無岱の湿原です。
湿原は、広大な上下二段の上毛無岱と下毛無岱に別れ、群生する高山植物など、春の花から秋の紅葉まで登山者を楽しませ、その景色には時のたつのも忘れさす別世界です。
湿原の中は木道が延々と続き、途中には休息場が数カ所あり、登った大岳などを帰りみることができます。
木道を過ぎると、樹林帯を下り、最後は急な坂道の湯坂と呼ばれる道を下ると、登山口でありました酸ヶ湯温泉です。

最後は、酸ヶ湯温泉の千人風呂で登山の疲れを癒やしましょう。