ハイネット IPv6(IPoE)接続サービス
ハイネット IPv6(IPoE)接続サービスとは、「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続方式」によるIPv6インターネット接続と、IPv6ネットワーク上で実現するIPv4インターネット接続サービスの総称です。
フレッツ光にて最も多く利用されているPPPoE接続方式とは別の接続方式を利用する事で、接続方式が原因の可能性がある場合の速度遅延が改善される事があります。
■ 利用可能環境
NTT東日本・NTT西日本が提供するIPoEに対応した「フレッツ 光ネクスト」ならびに準拠した光コラボレーション回線でご利用可能です。
(「フレッツ 光クロス」ではご利用いただけません。)
(ホームゲートウェイをご利用の場合には、「フレッツ 光ネクスト ビジネスタイプ」、「フレッツ 光ネクスト プライオ10」ではご利用いただけません。)
※NTT東日本・NTT西日本『フレッツ・v6 オプションサービス』(月額費用:無料)の契約が別途必要です。
ハイネット経由にてお申込み代行が可能です。(ご契約申込のみ。廃止の場合には直接NTT東日本・NTT西日本にお申込みください。)
※ひかり電話タイプ1の場合(「Bフレッツ」時代からひかり電話オプションをご利用の場合など)には、対応ひかり電話ルータ/ホームゲートウェイがあってもご利用になれません。不明な場合の確認はNTT(116)に行う事が可能です。
ひかり電話タイプ1の場合には、NTT(116)にひかり電話タイプ2への変更をお手続きされるか、または対応ブロードバンドルータをご利用ください。
■ 方式
ハイネット IPv6(IPoE)接続サービスNタイプは、「OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE)」を利用しています。
■ 必要機器
ハイネット IPv6(IPoE)接続サービスNタイプは、NTT東日本・NTT西日本のサービス対応ひかり電話ルータ/ホームゲートウェイ、またはサービス対応ブロードバンドルータが必要です。(2022年06月時点)
必要機器を予めご準備ください。
なお、対応型番であっても、最新ファームウェアにアップデートされていない場合には、ご利用になれないことがあります。
※OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE接続)対応端末(PDF)
■ 推奨構成
機器接続に関しては、推奨構成をご参照ください。
■ 申し込みに必要なNTTお客様情報
ハイネット IPv6(IPoE)接続サービスの開通申込にあたり、NTT東日本・NTT西日本の以下の情報が必要です。NTTからの「開通のご案内」などに記載がございますので、予め情報をご確認ください。
- 申込パターン(1)お客さまID(CAF 番号)+アクセスキー
- 申込パターン(2)お客さまID(CAF 番号)+フレッツ回線の『契約者 または 申込者』の『氏名 または 電話番号 または E-Mail アドレス』
NTTお客様情報が不明な場合にはお申込みできませんので、NTTまでお問い合わせください。
※コラボ回線をご利用の場合はコラボ事業者へお問い合わせください。
【ご留意事項】※NTT回線情報を含めたお客様情報は、IPoE接続サービスの利用開始・運用や、フレッツ・v6オプションの代行申込等を目的として、当社経由にて、NTT東日本・NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、フリービット株式会社、およびご利用の場合には光コラボ事業者に提供されます。申し込まれる場合には、ご同意いただいたものとします。
■ 申し込みに必要なお客様の機器情報
ハイネット IPv6(IPoE)接続サービスの開通申込にあたり、お客様の機器情報が必要です。前述の「必要機器」を予めご確認ください。対応機器が接続されていないと、開通できません。
以下のどちらかのプランとなるかをお知らせください。
- 申込パターン(1)IPv6_IPoE(v4共有)プラン ホームゲートウェイ利用 (念の為に、機器の型番をお知らせください)
- 申込パターン(2)IPv6_IPoE(v4共有)プラン ブロードバンドルータ利用 (念の為に、機器の型番をお知らせください)
※ホームゲートウェイに対する開通処理と、ブロードバンドルータに対する開通処理は、異なりますので、お申込みの際には正しくお知らせください。
※開通後にご利用の機器を、「ホームゲートウェイ → ブロードバンドルータ」、「ブロードバンドルータ → ホームゲートウェイ」のように変更する為には、当社への変更手続きが必要です。
ブロードバンドルータの一部には、PPPoE設定が残ったままでは、IPoE接続ができないタイプがあります。その際は、PPPoE設定を削除後に再起動する必要があります。
■ 利用開始までの時間(目安)
当社が新規開通処理をシステムにオーダしてから、実際に利用できるまでの時間(目安)を以下に示します。
- IPv6開通までオーダ受付から、2〜4時間程度。
- IPv4開通までオーダ受付から、4時間〜1日程度。
■ ご注意事項
IPoE接続サービスは、PPPoE接続サービスと同じくベストエフォート型サービスです。速度保証等はございません。
IPv4 PPPoE接続サービス時にご利用可能だったサービスのうち、ご利用になれないサービスが存在します。
- 050-IP電話
- 特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
- オンラインゲーム、宅内ストレージへのアクセスなどの特定のポートを利用するサービス
- IPv4グローバルアドレスを共有するネットワークでは利用できないサービス
- PPPoEで利用していた時の固定IPサービス
- その他の特定条件下で動作しないサービス
IPv4 PPPoE接続サービスと同じく、ご利用になれないサービスが存在します。
- OP25B(Outbound Port 25 Blocking):迷惑メール防止を目的として、本サービスのバックボーン接続時点でPort25を遮断しております。(送信メールサーバとの通信は、Port587などをご利用ください。)
PPPoE接続サービスとの併用はできません。PPPoEからIPoEに切り替えてご利用いただきます。
IPoE切替後にPPPoEにて接続可能だった場合でも、PPPoEとIPoEの同時利用の際には、基本的にハイネットの対応サービスプランの追加1契約分の料金が発生します。
IPoE切替後は、ご利用機器によっては基本的に接続機器のPPPoE設定項目が編集不可となりますので、IPoEに切替を行う前に接続機器からPPPoE設定項目(接続ID等)の削除をお勧めします。
PPPoE接続サービスは接続IDによる認証ですが、IPoE接続サービスはNTT回線契約による認証となります。よって、IPoE接続サービスは1つの光回線につき1つの契約となります。他社のIPoE接続サービスをご利用の場合には、ご利用いただけません。他社のIPoE接続サービスをご解約されてからお申込みください。
IPv6(IPoE)接続サービスがご利用可能となったネットワーク環境で、IPv4インターネット接続サービス(IPv4 over IPv6 接続方式)の環境設定が実行されます。環境により、処理開始から完了までは、数時間〜最大1日間を要する事があります。
■ 回線環境確認
チェックサイトにて、接続環境の確認が行えます。
IPoE接続環境確認サイト
■ お申込み方法
お申込みにあたって、基本サービスとして、NTT フレッツ光向けの『ハイネット接続サービスご契約』が必要です。
お申込み方法につきましては、別途お問い合わせください。
(関係約款への同意が必要です。詳しくは、下記の約款等をご参照ください。)
●お問い合わせ先・お申し込み先(ハイネットとのご契約の無い方向け)
株式会社ハイネット ご入会について
●お申し込み先(ハイネットご契約者様向け)
※ハイネットご契約のメールアドレスからの申込みをお受けいたします。
※当社メールアドレス宛に『ハイネットIPv6(IPoE)接続サービスへの変更申込希望』のメールを送信いただければ、当社から申込フォーマットを返信いたします。
※基本的な内容はご説明の『申し込みに必要な各種情報』となります。
※なお、恐れ入りますが、対応は当社営業時間内となります。
株式会社ハイネット お問い合わせ
●約款等
ハイネット_IPv6(IPoE)サービス約款 (PDF / 413KB)
ハイネット・サービス契約約款 (PDF / 678KB)
■ よくあるご質問
- Q.現在、利用しているNTT 東西「フレッツ・VPNワイド」は、そのまま利用できますか?
- A.IPv6(IPoE)接続サービスに切り替えると、NTT 東西「フレッツ・VPNワイド」はご利用できません。
■ 補足説明
※接続方式
- IPoE :Internet Protocol over Ethernetの略。イーサネットを使ってIPパケットを伝送するインターネットの通信方式。
- PPPoE:Point-to-Point Protocol over Ethernetの略。イーサネットを使ってPPPというプロトコルを伝送する通信方式。最も多く利用されているフレッツ光の接続方式。
※商標等
- 「OCNバーチャルコネクト」はNTTコミュニケーションズが提供するISP向けのOCNバックボーン卸サービスです。
■ 最終更新
- 2021-03-29
- 2022-02-28 リンク調整(ハイネット・サービス契約約款)、他。
- 2023-03-02 「お申込み方法」の文章調整。
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