自動応答 仕様一覧
基本動作
マッチング順番 | [ルール#1]から順番ににマッチングを行い、最初にマッチしたルールに設定されている処理を実行します。以降のルールは適用されません。 |
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マッチしなかった場合 | [どのルールにもマッチしないもの]で定義されるルールを実行します。 |
設定条件
キーワード条件
文字数 | 半角128文字まで | |
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設定数 | 各ルール2つまで | |
対象部分 | 基本ヘッダー部分 ※ただし以下を除く ・8000バイト以上におよぶ長いヘッダー ・256バイトを超える長いメールアドレス |
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対応文字コード | 正式対応 | ISO-2022-JP US-ASCII |
部分的に対応 | Shift JIS EUC-JP ISO-8859-1 |
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対象となるヘッダー |
Return-Path: From: Sender: To: Cc: Subject: Reply-To: Content-Type: User-Agent : X-Mailer: Received: Date: Message-ID: X-Mark-Recipient: X-Mark-Spam-Flag: |
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題名 | Subject: Comment: ※1つでもマッチすれば有効とします。 |
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送信元 | Return-Path: From: Sender: Resent-From: Resent-Sender: ※1つでもマッチすれば有効とします。 |
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宛先 | To: Cc: Bcc: (送信側で削除されていない場合のみ) Resent-To: Resent-Cc: Resent-Bcc: (送信側で削除されていない場合のみ) ※1つでもマッチすれば有効とします。 |
サイズ条件
メールサイズ | 指定したサイズ以下、指定したサイズを超える |
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単位指定 | 1キロバイト = 1024 バイト 1メガバイト = 1024 キロバイト = 1048576 バイト |
キーワードマッチ方法
含まれる | 対象になるヘッダーなかのどこかにキーワードが含まれていた場合有効となります。 スペースなどの空白はヘッダー、キーワードいずれの場合も無視してマッチングします。 大文字小文字、全角半角、形の似た記号、その他一部の文字を同一視します。 (詳しくは以下を参照してください。) |
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アドレス部分と一致 | アドレス等に完全に一致すれば有効となります。 メールアドレスの@以前にスペース等を含むアドレスは "aaa bbbb"@xxx.ad.jp などとなりますが、この場合、キーワードに " を入力する必要はありません。 ラテン文字の大文字小文字は同一視します。 |
アドレス部分に前方一致 | アドレス部分の先頭にキーワードが含まれていた場合有効とします。 キーワード:train@ train@xxx.ad.jp → ○ train@iris.xxx.ne.jp → ○ isptrain@xxx.ad.jp →× キーワード:train train@xxx.ad.jp → ○ traintest@xxx.ad.jp → ○ isptrain@xxx.ad.jp →× キーワード:train@xxx train@xxx.ad.jp → ○ train@xxx.ne.jp → ○ train@iris.xxx.ne.jp → × |
アドレス部分に後方一致 | アドレス部分の後方にキーワードが含まれていた場合有効とします。 キーワード:jp train@xxx.ad.jp → ○ train@iris.xxx.ne.jp → ○ train@iris.test.com → × キーワード:xxx.ne.jp train@iris.xxx.ne.jp → ○ train@iris.abcxxx.ne.jp → ○ train@xxx.ad.jp → × キーワード:@iris.xxx.ne.jp train@iris.xxx.ne.jp → ○ train@iris.abcxxx.ne.jp → × |
ヘッダーが存在する | 対象になるヘッダーが存在する場合有効となります。このマッチ方法を選択した場合、キーワードは無効になります。 |
ヘッダーが存在しない | 対象になるヘッダーが存在しない場合有効となります。このマッチ方法を選択した場合、キーワードは無効になります。 |
マッチ方法含まれるで同一視する文字列
文字列
アルファベットの大文字小文字
同じ文字の全角半角
大文字どうしの字形の類似したラテン文字、ギリシャ文字、キリール文字
欧米文字にダイアクリティカルマーク等がついていた場合
(例)
Aa Aa Αα Аа A | Jj Jj | Ss Ss |
Bb Bb Ββ Вв | Kk Kk Κκ Кк | Tt Tt Ττ Тт |
Cc Cc Сс ℃ | Ll Ll | Uu Uu |
Dd Dd | Mm Mm Μμ Мм | Vv Vv |
Ee Ee Εε Ее Ёё | Nn Nn Νν | Ww Ww |
Ff Ff | Oo Oo Οо Оο | Xx Xx Χχ Хх |
Gg Gg | Pp Pp Ρρ Рр | Yy Yy Υυ Уу |
Hh Hh Ηη Нн | Qq Qq | Zz Zz Ζζ |
Ii Ii ι | Rr Rr |
以下の形の似た記号
! ! | . . 。 | → ⇒ |
" ゛ ¨ “ ” ″ | : ; : ; | ▽ ∇ |
# # ♯ | < < 〈 《 ≪ | 「 『 ┌ ┏ |
' ` ` ´ ‘ ’ ′ | > > 〉 》 ≫ | 」 』 ┘ ┛ |
( ( [ [ { { 〔 【 | ? ? | ¬ ┐ ┓ |
) ) ] ] } } 〕 】 | \ \ ¥ | └ ┗ |
* * ※ | | | ? │ ┃ | ⊥ ┴ ┻ ┷ ┸ |
+ + ┼ ╋ ┿ ╂ | ~  ̄ ? | ┬ ┳ ┯ ┰ |
, , 、 | ° ゜ | ┤ ┫ ┨ ┥ |
- ー ? ‐ ? ─ ━ | 〇 ○ ◯ | ├ ┣ ┠ ┝ |
以下の漢字の異字体
鯵 鰺 | 鴬 鶯 | 蛎 蠣 | 撹 攪 | 竃 竈 |
潅 灌 | 諌 諫 | 頚 頸 | 砿 礦 | 蕊 蘂 |
靭 靱 | 賎 賤 | 壷 壺 | 砺 礪 | 梼 檮 |
涛 濤 | 迩 邇 | 蝿 蠅 | 桧 檜 | 侭 儘 |
薮 藪 | 篭 籠 | 尭 堯 | 遥 遙 | |
槙 槇 | 瑶 瑤 | 煕 熙 |
処理
設定条件を満たす メールに対する処理 |
指定した自動応答文面を送信元にメールする(自動応答する) ただし、「メール設定の適用順序」の通り、自動応答処理以前の各種設定により 自動応答が動作しない場合があります。詳しくは制限事項をご覧ください。 |
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制限事項
各種設定との関係 |
以下の場合は自動応答機能が働きません。 ・迷惑メールチェックサービスで迷惑メール判定されたメール ・基本転送サービスで、サーバに保存せず転送されたメール ・ウイルスチェックサービスでウイルス判定されたメール ・条件フィルターサービスで設定した条件に合致し、ヘッダーのみ受信したメール ・条件フィルターサービスで設定した条件に合致し、破棄されたメール |
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応答回数について | 同一送信元への自動応答回数は最大で1回/日 同一ユーザの自動応答回数は最大で100回/日 |
自動応答メール | 自動応答されたメールは"送信済みアイテム"に保存されません。 自動応答メールが配信されたかどうかは 自動応答元メールのX-Mark-Vacation-Result: ヘッダーで確認できます。 Yes: 配信された No: 配信されなかった その場合の理由はX-Mark-Vacation-Reason:ヘッダーで確認できます。 ※自動応答条件に合致しなかった場合は、X-Mark-Vacation-Result: ヘッダーは付きません。 |
自動応答先アドレス | 受信メールのヘッダーから自動応答先を決定します。 複数のヘッダーが存在する場合は、以下の順に沿って優先的に決定します。 (1) Header Reply-to: (2) Header Resent-Sender: (3) Header Resent-From: (4) Header Return-Path: (5) Header Sender: (6) Header From: ※ヘッダーに複数のアドレスが定義されている場合は無視されます。 |
自動応答不可アドレス | - 自分のアドレス - 任意のドメインの postmaster, root, mailer-daemon, abuse, webmaster, daemon, bin, sys, adm, lp, uucp, nuucp, news, www, smmsp, listen, nobody, noaccess |
X-Mark-Vacation-Reason: ヘッダーの値について
frequency limit for アドレス | アカウント毎または応答先毎の1日の応答回数が制限を超えた |
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prohibited address アドレス | 応答先アドレスが応答禁止アドレス |
no addr to reply found | 応答先とすべきアドレスがヘッダから見つからない |
addr to reply is yourself | 応答先アドレスが自分自身 |
header hit X-Mark-Spam-Flag:=yes | メールがspam判定されている |
header hit X-Mark-Virus-Check:=yes | メールがウイルス検出されている |
header hit Precedence:=bulk | ML等、Precedenceヘッダがbulk, list, junkのいずれかである |