トピックス一覧

循環器内科について

室岡整形外科記念病院では循環器内科も標榜しています。心臓や血管に関連する様々な疾患や症状を診断し、治療する診療科です。

受診すべき症状の1部をご紹介します。

 

1、胸痛や圧迫感:心筋梗塞や狭心症、大動脈の問題に関連します

2、息切れや呼吸困難:心不全や肺高血圧などの心臓や血管系の疾患によるものです。

3、不整脈:心臓のリズム異常や動悸を伴う場合は受診する必要があります。

4、めまいや失神:心臓の問題や血管異常による脳への血液供給不足が原因である可能性があります。

5、高血圧:長期にわたって高血圧が続く場合は循環器内科で評価し、治療する必要があります。

6、浮腫(むくみ):足やむくみは心臓や血管の問題の可能性があります。

7、動悸:心臓の異常や不整脈が原因である可能性があります。

8、疲労感や体力の低下:心臓機能や循環器系の疾患による可能性もあります。

 

                             以上のような症状で困っている方、ご心配な方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

2024年02月21日

血圧脈波検査(ABI)とは

当院ではフクダ電子製 血圧脈波検査装置 VS-2000を用いて、動脈硬化(血管の老化など)の度合いや早期血管障害を検出することができます。

血圧脈波検査(ABI)とは
手と足の血圧の比較(ABI)や脈波の伝わり方(PWV)を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。
この検査を行うことにより、下記の2項目が分かります。

1.PWV(脈波伝播速度)からは「血管の硬さ」がわかります。
上腕と足首間の脈波が伝わる速度を測定することにより、心臓から出て動脈を伝わっていく脈のスピードがわかります。脈波の伝わる速度は血管壁が硬いと早くなり、柔らかいと早くなります。この原理を利用して血管の硬さを測ります。

2.ABI(上腕と足首の血圧比)からは「血管の詰まり具合」がわかります
上腕と足首の血圧比を測定します。健康な人の足首血圧は上腕血圧より高いのが普通ですが、足の動脈が細くなったり、詰まっていたりすると血流が悪くなり、上腕の血圧より低くなります。
これを利用して血管が細くなって詰まっていないかどうかを測定します。

・検査(測定)方法
ベッドの上で仰向けになり、両側の上腕と足首に血圧計の帯(カフ)、両手首に心電図の電極、心臓の位置に心音マイクを装着します。(血圧を測定する時のように血圧計の帯(カフ)が圧迫するだけなので痛みはありません。ご安心ください。)

ABIとPWVを同時に測定し、その結果をコンピューターによって数値化します。
所要時間は5分程度です。衣服の着替えの必要もありません。


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2023年10月11日

骨密度検査とは

骨密度検査は骨粗鬆症の診断や治療の経過観察に使用され、ホルモンのバランス異常、先天性の代謝性骨疾患の診断や治療、病態の解明などにも使われます。
当院では富士フイルムヘルスケア製X線骨密度測定装置 ALPHYS Aを用いて、橈骨(前腕)でDXA(DEXA)法による骨密度を測定します。
検査時間は準備を入れて1分程で終了し、苦痛等ありません。
検査結果はプリントしてお渡しいたします。

 

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2023年05月12日

1.5T MRI とは

MRIとは「磁気の力で画像をつくり出す画像診断装置」であり、レントゲンではわかりにくい 筋・腱・靱帯などの軟部組織のほか、血管・神経・脳・脊髄といった細かい組織の検査をすることができる器械です。MRI検査は、放射線を使いませんので被爆の心配はありません。その代わりに大きな磁石と電波を使って体の内部情報を画像化して表示します。1回の検査の中で何種類もの画像を撮影します。整形外科分野のMRI検査では、頚椎症、胸椎・腰椎のヘルニア、脊髄腫瘍、脊髄奇形、骨軟部腫瘍、関節の靱帯損傷、半月板損傷などの診断をくだすことができます。

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「MRI検査をうけられる方へ」へのリンクはこちらからどうぞ。【キャノンメディカルシステムズ㈱様】

2019年09月07日