神室山 (かむろ)
標高1365m 登山口450m 標高差915m
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| 木の間より流れ落ちる三十三尋 | 胸突き八丁を登る | 神室山山頂で同行した小菅女史と記念撮影 |
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| 小又山、火打岳方面を望む | 歩いて来た稜線より神室山を顧みる | これから登る前神室山を望む |
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新庄市商工観光課 情報
神室山登山情報関係のお願い
さて、誠に申し上げにくいことなのですが、秋田・山形県境にあります,神室山の避難小屋につきましては老朽化が顕著で、倒壊等の虞があり,平成17年5月1日より使用禁止の措置をとることとなりました。
3年前より、建て替えを目標として調査・協議して参りましたが、国県の補助を受けましても数千万円ほど予想される地元負担もあり、現在の苦しい財政事情を考慮すると、すぐには改築できない状況です。
避難小屋は山形県新庄市、金山町、最上町が共同でS42年に建設しました。
先般、修繕により数年間維持出来ないかを検証するため、調査を行いました。 激しい気象条件による基礎部分の劣化、水浸透による木材及び接合部の腐食等が激しく、内部柱も傾いている状況で、修繕では対応不可能との調査結果となりました。
昭和59年、平成5年にも大改修を行った経緯があります。
以上のため、安全を確保できない状況下で利用を黙認するわけにもいかず、ここ数年間は建て替えも出来ないという状況の中、使用禁止という苦渋の決断をすることとなりました。以下略文
注意 以下の文は平成17年以前に登山をした記事を載せています
専門書を調べると、神室山登山口は秋田県、山形県から数本紹介されているが、どのコースもその行程が長く、標高差も結構あり健脚者向きのコースとして案内されてあります。
私たちは今回、秋田県役内口から登ったので、その行程を紹介します。
一日での往復は、妻の体力では無理と判断し、山頂の避難小屋で一泊し、翌日パノラマコースを下山する計画をたてました。
登山口へは、国道8号線、雄勝町より国道108号線にて川井集落を過ぎ、中山小学校前に登山口を示す案内標識があり、以後標識に従い役内集落を過ぎ未舗装の道を進むと、間もなく木の大鳥居があり、その脇には、神室山登山コースを示す絵マップの案内板を確認し、ややダートな道を進むと間もなく登山口を示す、先ほどと同じ絵マップがあり、右はパノラマコース、直進は西ノ又コースとなっています。
登山口の左手には堰堤があり、その周辺を利用して十数台の駐車が可能です。
標高450mの登山口より直進して、西の又コースの杉の林道を進み、その終点より本格的な登山道に入ります。
左に沢を見ながら進むと間もなく一回目の、20m弱の吊り橋をスリルを味わいながら渡り、更に2回目のやや傾斜のある吊り橋を渡り、ブナの大木の中を歩きます。
左手に沢が見えはじめると、登山道は山腹につけられた細い道となり、右より、小さな沢水が数カ所流れ落ち,足元は崖の場所もあり、注意が必要です。
山腹の道を登りきると、水音は高くなり、木の間より流れ落ちる三十三尋の滝を確認でき、河原に降りて、下から見上げる滝は神秘的な美しさで、昔の修験者の姿を想像させられました。
この先、河原を進みますが、大きな石に古ぼけた赤ペンキの目印をたよりに沢を横切り、少々進むと沢水が落ち込み、濡れて滑る大岩を乗り越えて不動明王の祠のある標高800mの広場につきます。
広場は平坦で、テント二張り位の広さで、祠の脇には最後の水場と書かれており、沢水が流れています。
山頂の避難小屋近くにも水はありますが、水は沢深くにあり、急峻な道に苦労しますので、余裕があればここで飲み水を確保するのも一方法かと思われます。
この後、標高400mを一気に登る、胸突き八丁と呼ばれる急登で、時には草木や木の根をたよりの登りとなります。
傾斜もゆるやぎ、右に前神室山を望み、樹木は低木となると、眼前が開け、開放感を味わいながら尾根道を歩きます。
間もなく、広々とした草原となり、標高1250mの御田ノ神の石の祠につきます。
周辺は高山植物で咲き乱れるそうですが、僕たちの登った時期が遅く、その風景を見ることができず残念です。
今回の登山は私の職場の同僚、小菅女史と同行しましたが、健脚者の彼女は途中よりマイペースで歩いたら、私たちよりこの場に20分前に着いたそうです。
草原から、眼前に見える急登を一登りし、窓くぐりと呼ばれる樹林を抜けると、尾根に出ますが、ここからの眺望は前神室山より神室山への雄大な稜線を見渡すことができ、その山々の深さに感動しました。
尾根を更に進み、前神室山と神室山の分岐点につき、標識には山頂400mと表示されてあり、今までの苦労も忘れ、ランラン気分で歩を進め、途中岩場もありますが、慎重に越しますと間もなく山頂です。
山頂には三角点と石碑があり、それほど広くありませんが、その展望は360度の大パノラマで、手の届きそうな小又山から連なる神室連峰や前神室山をはじめ、遠方には月山や鳥海山など雄大な山々を望むことができます。
この日は、山頂直下の小屋泊まりで、避難小屋は二階造りで30名位は宿泊できそうな清潔な建物です。
空気の澄んだ小屋での夕日は格別で、またブロッケン現象も見ることができ、自分の影が、天空に舞う神々のようでした。
翌日、小菅さんは、単独で小又山から火打岳を縦走して土内へ、私達は、前神室山に登り、山頂でオコジョと出会い、ユーモラスな姿を見たり、滑るざんげ坂に苦労しながらも、今回の山旅を満足して、パノラマコースを下山しました。