白 神 岳(しらかみ)

標高1232m  登山口220m  標高差1012m

駐車場は整備され、トイレやベンチがあり100台は駐車可能と思われます 途中にある分岐点を示す道標 ブナ林を抜けると展望が開け右手に山頂を望むことができます
山頂で記念撮影をしました 山頂直下の避難小屋(右)と立派なトイレ(左)、彼方に岩木山を望む 墨絵を思わせる、幻想的な世界です


 登山の所用時間は、登り4時間、下り3時間が目安のアプローチとなります。
登山道は良く整備され、また、要所には道案内や距離を示す標識も設置され、道に迷うことがありません。
登山口へは、通称夕陽海岸で有名な国道101号線、岩崎村の陸奥黒崎より、白神登山口の標識を確認しながら日野林道を進むと、車止めの標高170mの駐車場に着きます。
駐車場は最近作られ、百台は駐車可能と思われるような大駐車場で、トイレや、ベンチ、テーブルもあり、座りながら靴ひもを結ぶなど、これから長時間の山旅の準備に備えることができます。
歩き始めは、一般車は通行不可の標識がある舗装路を500m登ると、旧駐車場の広場で、白神登山口や山頂までの距離を示した案内標識あります。
登山口より木々に覆われた道を進むと、入山者カウンター装置があり、緩やかなアップダウンを数回繰り返しながら、道はしだいに細くなり、周辺はブナを主体とした混合林で覆われ、展望の全くない、白神山地の原生林を踏みしめている実感を味いながら進みます。
また、森林限界までは、日が当たらないためか、野草の開花は見あたりません。
40分も歩くと二股分岐で、右の道は枯れ枝でふさがれていますので、ここは左のマテ山コースを進みます。
間もなく、左手より流れ落ちる4−5本の沢があり、最後の沢には小さな標識に、最後の水場、と書いてありますので、持参した飲み水が少ないなら補給しましょう。
ここからマテ山分岐まで、ジグザクの道は急登で、要所に張られたロープを頼りに登ります。
マテ山分岐には、マテ山まで170mや白神山頂までの距離の道標があり、山頂への標識にしたがい右の道を進みます。
ここからの尾根の道は長く続き、登っているのか下っているのか分からない道程で、ブナ街道とまで呼ばれる原生林の中を進みます。
また、山頂までは要所に木道が設置され、その前後には、大きな木を輪切りにして埋められてあり、足場となりますが、周りの風景に見とれていますと、滑りますので注意してください。
進むこと、約1時間10分で森林限界地帯を抜け、周辺はチシマササとダケカンバの低木で覆われた最後の急登となります。
途中では、山頂や高山植物、また、振り返ると日本海も見られるようになります。
登り切ると、T字路の大峰分岐で十二湖へと山頂まで700mの標識があります。
アップダウンのある稜線では、高山植物を観察しながら進むと、石の祠と石柱、トイレ、避難小屋、その向こうに、山頂を確認できます。
避難小屋は、日本を代表するアルピニストの長谷川恒夫氏の設計によるものだそうです。
しかし、トイレは最近建てられたもので、その大きさや新しさで、トイレのほうが避難小屋より立派に見えます。
数分で山頂で、山頂はそれほど広くなく十畳間ほどでありながら、ベンチも設置されております。
展望は素晴らしく、360度の大パノラマで、世界遺産地域の核心部を堪能できます。
白神山地の山は水分を多く含み、とくに夏場はその湧き出る水分で、山々は霞んで見えるが特徴で、その光景は墨絵を思わせる、幻想的な世界です。